毎日ご家庭で使用しているトイレの水道料金には、いったいどの程度なのかご存じでしょうか?そして、節水によって水道料金をどの程度削減できるか、ご存じでしょうか?

節水式の便器の活用やトイレの使用法の変更など、多くの節水方法が紹介されており、気になっている方も多いことでしょう。

そこで、この記事ではトイレの節水方法の具体的なやり方やそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。また、節水の注意点であるトイレのつまりに対する対策と予防法も解説します。

節水の効果は?トイレでの水の平均使用量

トイレ節水を考えている方が最初に気になるのは、「トイレの節水をすることで、どれだけの効果があるのか?」ではないかと思います。

その疑問をクリアにするために、そもそもどの程度の水をトイレに使用しているのかをチェックしましょう。一般家庭での水の使用割合について、東京都水道局が以下のように発表されています。

●家庭での水の使われ方
1位:風呂(40%)
2位:トイレ(21%)
3位:炊事(18%)
4位:洗濯(15%)
5位:洗面・その他(6%)

また、世帯別での一般家庭における水道水の使用量は、以下のように公表されています。もし、お手元に水道料金の請求書をおもちであれば、水道料金の使用量・請求額の2割程度がトイレに使用されている、とう計算になります。

トイレの節水の効果を具体的にチェックするために、より詳しくデータをチェックしてみましょう。

●世帯人員別の1か月あたりの平均使用水量
1人:8.2㎥
2人:15.9㎥
3人:20.7㎥
4人:25.1㎥
5人:27.5㎥
6人:33.5㎥

1㎥あたりの料金は、給水管の口径の大きさに応じた基本料金によって異なるため、一概にはいえません。東京都水道局によると、口径20ミリで1か月24㎥(4人世帯の平均使用水量)使用した場合は、1㎥あたり147.2円になります。

上記をトイレの使用量に当てはめたものが、以下の計算式です。(水道水の使用量を24㎥とした場合)

24㎥×147.2円×21%(家庭での水の使われ方)=741.8円

つまり、平均的な4人世帯では、1か月間で約742円、年間で約8,900円をトイレの流水に使用していることになります。節水の割合によって、トイレの水道料金を削減できる可能性があります。

参照:東京都水道局(https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/shiyou/jouzu.html)

トイレ節水の方法とそれぞれのメリット・デメリット

トイレ節水には、いくつかの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。効果的に節水するには、ご家庭の状況やご自身のライフスタイルに合った節水方法をチョイスしなくてはなりません。適切な判断をしていただくために、3つの節水方法について具体的に解説します。

節水型のトイレに取り替える

エコ意識の高まりもあり、最近発売されているトイレは節水性能の高いものが主流となっています。従って、トイレのリフォームをしたり住宅新築時に節水型トイレをチョイスしたりすれば、従来どおりにそのままトイレを使用するだけで、節水効果が期待できます。

節水効果は、従来のトイレと新しいトイレの機能の差によって異なるため、ここではTOTOの製品のカタログ数値をしてみましょう。

1987~2001年商品(C720R):13L
最新商品(ネオレスト床排水):3.8L

上記をふまえて、最新の節水トイレを設置するメリットは、以下の3点です。
・計算上、トイレを取り替えるだけで水の使用量が大幅に削減される
・節電機能など、節水以外の省エネ性能も搭載されている
・渦を巻きながら流れるため便器に汚れが残りにくく、清掃の負担が小さくなる

デメリットは、2点考えられます。一つ目は、トイレのリフォームに費用がかかることです。まとまった金額が必要であるため、期待通りの節水効果が表れてもコスト面でプラスになるには、数年以上の年月がかかります。二つ目は、流水量が少ない分、従来型のトイレと比較してつまりやすい傾向があることです。

上記のメリット・デメリットを比較して、慎重に費用を検討する必要があります。

水の使い方に注意する

二つ目の方法は、トイレの使用時に水の使い方に注意する方法です。具体的に注意すべきポイントは次のとおりです。

・「大」「小」のレバーを正しく使用する
一般的なトイレの場合、「大」と「小」で1回の水の使用量が2L程度も異なるため、適切な使い分けによって、かなりの節水効果が期待できます。ただし、トイレの種類によって、「小」ではトイレットペーパーが流れないものもあるため、注意が必要です。
・1回の使用につき1回流すようにする
1回の使用の度に2度・3度と流すと、水の使用量も2倍・3倍になります。

使い方に注意する節水方法のメリットは、グッズや設備の購入をする必要がない点です。デメリットを強いて挙げるなら、やや面倒であると思われがちなことと、節水の効果には限界があることです。

現状、無駄遣いをされているご家庭では、使用方法を気にするだけでもかなりの節水効果が期待できるので、ぜひ実践してください。

お風呂の残り湯を使用する

トイレのタンクに、お風呂の残り湯を活用する方法もあります。お風呂の残り湯は、東京都水道局のデータにもあるとおり、ご家庭の水道水使用量のなかで最も多くの割合を占めるのがお風呂の水です。これらをそのまま排水にするのではなく、トイレの流水や掃除用の水として活用することで、節水効果が期待できます。

【タンクの節水方法】

①トイレを流す前に、タンクの止水栓を閉めて水が自動的に補充されない状態にしておく(通常の状態であれば、流水に使用した分の水が自動的に補充されてしまい、節水できないため)
②トイレの水を流す
③減った分の水を、あらかじめバケツなどに用意しておいたお風呂の残り湯から補充する

この方法によって、新たに水道水が補充されることを防げます。残り湯を使用する方法も、特に器具やグッズを購入することなくスタートできる点がメリットです。

デメリットは、補給用のバケツやペットボトルを準備しておいて、トイレを使用するたびに補充をしなければならないため、かなり手間がかかることです。また、お風呂の残り湯にはカビや汚れなどの不純物が含まれているため、タンクにカビが繁殖するなどのリスクがあります。

注意すべき間違ったトイレの節水方法

前章で紹介したトイレの節水方法以外にも、インターネット上などでさまざまな節水に関する情報が紹介されています。しかし、なかには間違った節水方法もあります。誤った方法で節水を続けていると、トイレの故障・破損や水つまりにつながることがあるため、避けたい節水方法をあらかじめチェックしておきましょう。

ペットボトルやおもりを使用する

水の入ったペットボトルやビール瓶などの重量のあるものをタンクのなかに入れて、タンク内の水のかさを増すことで流水量を減らそうとする方もいます。しかし、この方法には、以下の大きなデメリットがあります。

・中に入れたペットボトルなどがタンク内の部品やタンクそのものを傷つけることがある
・ペットボトルが部品に触れた状態になり、逆に水の流れが止まらなくなる
・おもりによって必要な水量が流れないため、つまりやすくなる

部品やタンクが破損した場合、高額の修理費用やタンクの買い替えが必要になりることから、非常にリスクが大きい間違った節水方法です。

誤った節水グッズを使用する

100円均一ショップやホームセンターなどで、さまざまな節水グッズが販売されています。
使用法を守れば節水効果が期待できるものもありますが、以下の点に注意しなくてはなりません。

・大半の節水グッズは対象製品が決まっており、対象外のものには使用できない
・流水量が減るため、使い方によってはつまりやすくなる

とくに最近発売された節水型トイレに対応していないグッズが多く、節水グッズもやや下火です。一見、手軽な節水方法であるようにも感じられますが、トイレがつまったり故障したりリスクを考えて、慎重に検討しましょう。

流水量を変更する

流水量は、必要最小限になるようにトイレのメーカーがあらかじめ設定しています。従って、止水栓を閉めるなどの方法で流水量を勝手に調整すると、十分な水量を確保できません。

結局、トイレがつまったり、汚れが落ちないなどのトラブルの原因になるため、流水量を減らさないようにしましょう。

トイレ節水時のつまりに対応するには?

トイレの節水時に起こりがちなトラブルとはいえば、トイレのつまりです。そして、つまりに対して適切に対処しないと、修理費用が高くつくなど被害が大きなものになってしまいます。この章では、トイレ節水時のつまりの対応方法を解説します。

基本はラバーカップを使用する

ご自身でトイレのつまりに対応する際は、基本的にラバーカップ(スッポン)で対応できます。軽度なつまりであれば、だいたいラバーカップで対応できます。

様子を見ても良いケースもある

トイレットペーパーや流せるタイプのクリーナーは水溶性であるため、時間を置いておくと溶けることがあります。様子を見る時間の目安は、上限24時間程度です。様子を見る間、トイレが使用できない点が問題なければ、試してみてもよいかもしれません。

誤ったつまり対策

トイレがつまると、焦って誤ったトラブル対応を取られる場合があります。誤った対策を取ると、事態がより深刻になる場合があります。

◆水で流す

つまりが生じたときに、水圧でつまりを解消しようとする方は少なくありません。しかし、つまった状態で水を流すと、水があふれてトイレが水浸しになります。

◆熱湯を使用する

詰まっているものを熱湯で溶かそうとする方もいます。しかし、トイレの素材である陶器は熱に弱く、便器の割れや破損につながります。

◆重曹と酢を混ぜる

キッチンのつまりを解消するために、重曹と酢を混ぜて流す方法を取られることがあります。この方法をそのままトイレに使用すると、発生した炭酸ガスによって、水が溢れます。

◆自分の判断で薬剤を使用する

強力な薬剤をご自身の判断で使用すると、つまりの解消への効果が保証されないだけでなく、薬剤が便器に損傷を与える可能性があります。

◆便器を外す

ご自身で便器を外して、つまっているものを取り除こうとする方もいます。しかし、専門家ではない方が便器を外そうとして失敗したり、外した便器が戻せなくなったりするリスクがあります。

ラバーカップで取れないときは水道修理業者へ!

トイレのつまりがラバーカップで対処できない場合は、水道修理の専門業者に依頼しましょう。NGの対処法をしたり、時間が経過したりすると、より状況が悪化することもあるためです。
水道修理業者を選ぶ際には、安さも大切ですが、スピードも重要です。いち早く駆けつけてくれる業者を手配しましょう。

トイレ節水でつまりを生じさせないための予防策とは?

トイレの節水でつまりを生じさせないための予防策もチェックしておきましょう。つまりが解消できなくなってからでは大変なので、できる限り未然に防ぐことが大切です。

トイレットペーパー以外のものは流さない

トイレットペーパーや流せるタイプのトイレクリーナー以外のものは、流さないようにしましょう。また、トイレットペーパーやクリーナーを流す場合にも、一度に大量に流すとつまるリスクが高まります。

トイレの後は必ず流す

節水や節約を考えて、小のときは流さないという方もいますが、使用後に流さず放置していると、尿の成分が結晶化して便器の劣化を引き起こすことがあります。

調子が悪いと思ったらトイレの点検をする

水の流れが悪かったり、つまりがちの際には、便器の状態のチェックをおこないましょう。また、節水グッズを使用している方は、この時点で一旦使用をストップして、原因を追求しましょう。原因がご自身で確認できない時には、水道修理業者に相談するのもオススメです。

まとめ

東京都水道局の発表では、ご家庭の水道水使用量の内21%がトイレに使用されています。従って、トイレの節水に長期的に取り組めば、かなりの額の節約効果が期待できます。しかし、トイレの節水の際には、つまり対策を考えることも大切です。

適切な方法で節水の対処をしたとしても、水量が少なくなるなどの理由により従来型のトイレよりもつまりやすい傾向があるためです。万が一、トイレがつまったら、基本的にはラバーカップで対処し、それでも対処できないときには水道修理業者に依頼してください。

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