リンナイ給湯器のエラーコードは、お湯が出ない、電源がつかない、水漏れなどの不具合発生時に表示され、トラブルの原因を特定するために重要です。

よく見られるエラーコードには、60分以上お湯を流しっぱなしにした際の011、点火不良を示す111や113、リモコン故障の75、循環システム不良の632があります。

お湯が出ない症状では032(排水栓の問題)、101・103(給排気異常)、110(ガス点火不良)、112(ふろ回路の点火不良)などが表示されます。

電源がつかない場合は79(電装ユニットエラー)のほか、ブレーカーやプラグの確認が必要です。水漏れ関連では13・130(一酸化炭素検知)、14・140(熱交換器の高温異常)、173(配管水漏れ)などがあります。

自分で対処できるケースもありますが、改善しない場合は水道修理業者に依頼しましょう。この記事ではリンナイ給湯器の主なエラーコードと対処法を解説します。

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リンナイの給湯器にてよく見られるエラーコード一覧

リンナイ給湯器のエラーコードの数は、専門業者でも全て把握できないほどたくさんあります。
しかし、エラーコードの中にはよく見られるものがあります。

この章では、よく見られるエラーコード「011」「111」「113」「75」「632」の4点について解説します。

エラーコード011

エラーコード011は、お湯を60分以上流しっぱなしにしたときに表示されるエラーコードです。

リンナイのガス給湯器では、お湯を流しっぱなしにしてしまったときなどに安全や高額請求防止の目的で、自動的にガスの供給がストップされる仕組みを摂っています。

お湯の排出をストップした後でリモコンの電源を切り、再びつけるとガスの供給が再開されます。

エラーコード111

リンナイのガス給湯器のエラーコード「111」は、給湯器の点火不良の表示です。

点火不良は、ガス給湯器の故障・機器や設備の不具合・外的要因などによって起こります。
エラーコード111が表示される根本の原因を把握した上で、対策を検討する必要があります。

エラーコード111が表示されている際の症状は、「お湯が出ない」というものです。

時間が経過しても復旧しない場合には、修理業者に点検・対応を依頼する必要があります。

エラーコード113

エラーコード113についても点火不良による故障が疑われます。

温水式床暖房・浴室暖房乾燥機などの回路において点火不良が起こっており、お風呂のほかにキッチン・シャワーのお湯も利用できなくなることがあります。

基本的な対応方法は、エラーコード111と同様です。

時間が経過しても復旧しない場合には、水道修理業者に依頼しましょう。

エラーコード75

エラーコード75は、リンナイのコードレス浴室リモコンのスイッチが故障した状況を示しています。
エラーコード75の症状が得ている際には、一切の操作ができなくなってしまうことがあります。

いったん電源を落とした後に再度電源を入れても直らない場合には、修理業者に修繕をしましょう。

エラーコード632

リンナイのエラーコード632は、浴槽のお湯を吸引できなくなることにより起こります。

お湯の吸引ができなくなる理由として考えられる主な要因は以下のとおりです。

エラーコード632が起こっていると、追い焚きができない症状などが発生します。

エラーコード632が表示された場合には、修理業者を手配しましょう。

リンナイの給湯器にてお湯が出ないときのエラーコード一覧

リンナイ給湯器のトラブルのなかでもお湯が出ない症状は、最も困る状況であると言えるのではないでしょうか?

お風呂・キッチン・シャワーのお湯が使用できない状況においては、生活の質が大きく低下します。

この章では、お湯が使用できない際に表示されるエラーコードについて詳しく解説します。

エラーコード032

エラーコード032は、次の2つの症状が考えられます。

どちらの対応をしても状況が改善出来ない場合には、修理業者に対応を依頼しましょう。

エラーコード101・103

エラーコード101・103は、給気・排気の異常を示すエラーコードです。

当面はそのまま使用できる場合もありますが、無視して使用し続けていると大きなトラブルにつながります。

エラーコード101・103の場合は、給湯栓を一度閉めたあとに再操作をすると改善する場合があります。
改善しない場合には修理業者に依頼してください。

101と103の違いは、不調が生じている箇所の違いですが、対応の流れは同じです。

エラーコード110

エラーコード110は、ガスの点火不良やガスの供給がされていない状況の際に、表示されるエラーコードです。

ガスの供給がストップしていないかどうかを確認したうえで、修理業者を手配してください。

エラーコード112

エラーコード112は、おふろの点火不良です。

エラーコード112が表示されたら、まずキッチンやシャワーの状況を確認しましょう。

給湯設備の不具合やガス供給のストップにより、給湯ふろ回路の点火不良が起こっている可能性が考えられます。

ガスメーターなどをチェックしてガスの供給がストップしていないかどうかを確認しましょう。

いずれのケースにおいても、ガス供給のストップ以外の場合には、なんらかの異常が発生している可能性が高いため、修理業者に相談してください。

エラーコード290・291

エラーコード290・291は、中和器に関する異常が生じている症状です。

中和器とは、リンナイのエコジョーズに使用されている機器で、排気熱を活用して効率的に加熱するシステムを指します。

エラーコード290もしくは291が表示されている場合の簡易的な対処法は、給湯栓をいったん閉めてから再操作をおこないます。

上記の対応方法でも改善しないときには、修理業者に依頼をしてください。

エラーコード502

エラーコード502は湯張り不良を意味します。

いったん、電源をストップしてから再操作をして改善するか否かの様子を見てください。
改善が見られないときには、修理業者の依頼が必要です。

業者の修理が完了するまでは、自動給湯機能(自動運転・たし湯・ぬる湯)を使用せずに、給湯蛇口から浴槽にお湯をためて使用してください。

エラーコード632

リンナイのエラーコード632は、循環システムの不良が生じている際に表示されます。

ご自身で対応する際の最もオーソドックスな方法は、浴槽のフィルター清掃です。

フィルター清掃をしても改善しない場合には、修理業者に依頼をしてください。

エラーコード642

エラーコードは、お風呂のポンプの回転をセンサーが感知できないエラーです。
642が表示されている際には、「給湯」は使用できますが、「足し湯」や「さし湯」の機能が利用できません。

リモコンのスイッチを一度切って再操作することで改善する場合があります。

上記の改善方法で解決しない場合には、修理業者に点検・修理の依頼をしてください。

エラーコード661

エラーコード661は、給湯器タンク本体のバイパスサーボという部品のトラブルです。

バイパスサーボとは

回路に流れる水量をコントロールするための部品で、トラブル発生時には設定温度に調整することができなくなります。

電源をいったん切った後に再捜査しても改善しない場合には、修理業者に点検・修理を依頼してください。

リンナイの給湯器の電源がつかないときのエラーコード一覧

給湯器は、そもそも電源がつかないという症状があらわれることもあります。

エラーコードが確認できるときと、リモコンの表示さえされないときとの2パターンについて解説します。

エラーコード79

エラーコード79は、給湯器本体の電装ユニットにエラーが生じた際に表示されるエラーコードです。

一度電源を切ってから再度入力すると、電源が入って改善することがあります。
この方法で改善しない際には、部品の劣化や故障が考えられます。
修理業者に修理・点検を依頼してください。

ブレーカー・プラグを確認

エラーコードが表示されないものの給湯器の電源が入らない際には、以下の2点を確認してください。

どちらの症状でもない場合は、修理業者に点検・修理の依頼をしてください。

リンナイの給湯器の水漏れなどのエラーコード一覧

リンナイ給湯器は、水漏れ症状を発生することもあります。
特にガス給湯器の場合、水漏れが生じた状態で使用し続けていると一酸化中毒の発生につながることもあり、非常に危険です(一酸化中毒は、人命に関わる可能性があります)。

この章では、リンナイ給湯器・配管の水濡れ時のエラーコードやその対処法を解説します。

エラーコード13・130

リンナイ給湯器のエラーコード13・130は、タンク内の一酸化炭素センサーが検知したことを示すエラーコードです。
一酸化炭素検知の原因はいくつか考えられます。

給湯器の給気口・排気口のつまり

給湯器前面のエアフィルターにつまっているほこりを掃除機などで吸い取ることで解消する場合があります。汚れの程度がひどいときには、水洗いが効果的です。

外的な要因

給湯器の電源を切ってから再度入れ直すことで状況が改善する可能性があります。
大雨などの水濡れや湿気による点火不良によりエラーが生じているときには、時間をおいて給湯器が乾いてから電源を落としてください。

部品の故障や経年劣化

ご自身でできる対処法はありません。

原因に応じた対応をおこなったうえで、改善しない場合には修理業者に依頼をしてください。

エラーコード38・380

エラーコード38・380は、一酸化炭素センサーやその関連基板の故障の際に表示されます。

電源を再起動すると直る場合がありますが、一酸化炭素検知センサーが壊れたまま使用し続けるのは非常に危険です。
もし、改善が見られない場合には修理業者に点検・修理を依頼してください。

エラーコード14・140

エラーコード14・140は、熱交換器(ヒューズ)が異常に高温になったときに表示されるエラーコードです。

そのまま使用し続けると大きなトラブルに発展する可能性もあります。

ご自身での対処法はほとんどないため、これらのエラーコードが表示されたらすぐに修理業者に相談をしてください。

エラーコード173

エラーコード173は、配管での水漏れを検知したときに表示されるエラーコードです。
そのまま使用をし続けていると、住宅設備などに損害が生じる可能性があります。

173が表示された場合には、修理業者に相談をしてください。

リンナイ給湯器のエラーコードに関するよくある質問

エラーコード111が表示されたらどうすればいいですか?

エラーコード111は給湯器の点火不良を示しています。まずガス供給がストップしていないか確認し、時間をおいて再操作してください。復旧しない場合は修理業者への依頼が必要です。

エラーコード14・140は危険ですか?

はい、危険なエラーです。熱交換器が異常に高温になっている状態で、そのまま使用すると大きなトラブルに発展する可能性があります。表示されたらすぐに使用を停止し、修理業者に相談してください。

エラーコード632が出て追い焚きができません。どうすればいいですか?

循環アダプタのフィルターが汚れているか、浴槽内の水が不足している可能性があります。フィルター清掃と水量確認を行ってください。改善しない場合は修理業者に依頼が必要です。

給湯器の電源が入らない時はどこを確認すればいいですか?

ブレーカーが落ちていないか、電源プラグが抜けていないかを確認してください。エラーコード79が表示されている場合は電源を入れ直すと改善することがあります。それでも改善しない場合は修理業者に点検を依頼してください。

自分で直せるエラーと業者依頼が必要なエラーの見分け方は?

電源の入れ直しやフィルター清掃で改善するエラー(011、632など)は自己対処可能です。一方、点火不良(111)、高温異常(14・140)、一酸化炭素検知(13・130)などは専門的な対応が必要なため、修理業者に依頼してください。

まとめ

リンナイの給湯器を使用中に故障や不具合が生じたときには、エラーコードが表示されます。

エラーコード 意味 主な症状
11 60分以上の連続使用による安全停止 お湯の供給が自動停止
13・130 一酸化炭素センサーの検知 一酸化炭素の検知
14・140 熱交換器の異常高温 過熱状態
32 排水栓の開放または循環口フィルターの詰まり お湯張りができない
38・380 一酸化炭素センサーまたは関連基板の故障 センサー機能不全
75 コードレス浴室リモコンのスイッチ故障 リモコンが操作できない
79 電装ユニットのエラー 電源が入らない
101・103 給気・排気の異常 給湯機能の不調
110 ガスの点火不良またはガス供給停止 お湯が出ない
111 給湯器の点火不良 お湯が出ない
112 おふろの点火不良 おふろのお湯が出ない
113 温水式床暖房・浴室暖房乾燥機の点火不良 お風呂・キッチン・シャワーのお湯が出ない
173 配管での水漏れ検知 水漏れ発生
290・291 中和器の異常 給湯機能の不調
502 湯張り不良 自動給湯機能が使用できない
632 浴槽のお湯吸引不良 追い焚きができない
642 ポンプ回転のセンサー感知不良 足し湯・さし湯が使用できない
661 バイパスサーボの故障 設定温度に調整できない

エラーコードごとに症状も状況も異なるため、まずは表示されているエラーコードを確認して、冷静に対応をすることが重要です。

この記事では、給湯器において特に重大なお湯が出ない・電源がつかない・水漏れや使用上の危険がある状況についてのエラーコードとエラーコードを解説しています。

さらに、的確な対応をとったうえでスピーディーに対処することで、被害やトラブルを最小限に抑えられます。