給湯器の故障やトラブルの症状の一つに、リモコンパネルや燃焼ランプが点滅してお湯が出なくなる症状があります。

お湯が出ないことは生活に大きな支障が生じるため重要な問題なのですが、さらに悪いことには大きなトラブルに発展するリスクも考えられます。

適切な対処をするために重要なことは、給湯器パネルや燃焼ランプ点滅の際の適切な対処法を知ることです。

この記事では、水回りに関する専門業者である水道修理ルートが給湯器の点滅エラーに関して分かりやすく解説します。

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お湯が出ないときの給湯器パネル点滅はエラー表示!

給湯器のパネルには、通常は時刻・設定温度・設定水量などの基本的な情報が表示されます。
また、故障や不具合が発生した際には、不具合の内容を示すエラーコードが点灯(ずっと表示されている状態)します。

では、給湯器のパネルが点灯(ついたり消えたりを繰り返す状態)している時には、給湯器はどのような状態であると疑われるのでしょうか?

考えられる可能性を解説します。

給湯器やリモコンの不具合が疑われる

給湯器やリモコンの電気接続関連の機器が不調の場合に、給湯器のリモコンパネルがついたり消えたりすることがあります。
この場合、安定的にお湯が使用できないケースが大半です。

対処をするためには、専門業者への修理依頼が必要です。

ガス漏れの可能性もある

給湯器のリモコンパネルが、ガス漏れを検知している場合もあります。
安全に注意をしながら、給湯器近くでガスの匂いがしないかどうかを確認しましょう。

ガス漏れの可能性が高い場合には、専門業者への修理依頼が必要です。

水漏れの可能性もある

ボイラー内部の水漏れが原因で、リモコンパネルが点滅することもあります。

給湯器内部に水漏れを起こした場合には、不完全燃焼が原因で一酸化炭素を発生するリスクがあります。
一酸化炭素を吸い込むと命に関わる事故に発展する危険性もあるため、非常に危険です。

タンク周辺が水浸しになっているなど、水漏れが疑われるときには、速やかに水道修理業者に連絡して指示を受けましょう。

リセット操作で復旧可能な場合もある

危険性の高い症状の多いリモコン点滅のエラーですが、リセット操作で復旧することもあります

リモコンが点灯している場合には、一度リセット操作を試してみましょう。
ただし、一度リセットで復旧した後も繰り返しリモコン点灯を繰り返す場合には、修理業者に依頼をしましょう。

給湯器の燃焼ランプ点滅異常とはどのような状態?

リモコンパネルの中にあるガスが燃焼していることを示すランプです。

一般的には、湯沸かしをしている状態のときに点灯し、湯沸かしをおこなっていないときには消えています。

しかし、燃焼ランプが点滅(ついたり消えたりすること)することもあります。

燃焼パネルの異常とは?

燃焼パネルが点灯する異常を示す際にはさまざまな原因が考えられます。

典型的なケースは以下のとおりです。

燃焼ランプ点滅時の症状は?

燃焼ランプの点滅の多くの症状は、お湯が出ないものです。

燃焼ランプが消えている間は、温度が熱くならないため、水のままだったりぬるま湯程度の温度までしか上がらないことが多いです。

ただし、燃焼パネル点滅による症状はさまざまな可能性が考えられるため、一概にはいえません。

原因が分からないときには、専門の業者に相談しましょう。

給湯器パネル・液晶ランプが点滅していてお湯が出ないときの対応方法

燃焼パネルや液晶ランプが点滅していて、お湯がでないときの対象方法を解説します。

ご自身で対応可能なケースと専門業者への依頼が不可欠なケースがあるため、順に状況を追って対応方法を解説します。

エラーコードの表示番号を確認

給湯器のリモコンパネルの点滅以上の際に、参考になるのはエラーコードの表示番号です。

具体的なエラーコードの番号は、メーカーによって異なるため、例としてリンナイの給湯器のものを紹介します。

111(11)

給湯器点火不良・・・給湯器に正常にガスが供給されていない

101

給湯出力ダウン・・・給湯器の給排気が正常におこなわれていない

エラーコードごとにそれぞれ適切な対処法があるため、メーカーのホームページや説明書を確認して状況を判断することが重要です。

ご自身で対応可能なケース

給湯器のエラーコードが点滅している状況においても、ご自身で対応が可能なケースもあります。

リモコンパネルの誤作動

電源をいったん切ってから再び入れることで復旧することがあります

給湯器の排気口近くの詰まりや損害物の影響による排気不良

排気ホースの清掃や損害物の除去により復旧することがあります

凍結やガスの供給が不安定なケース

状況が改善されるのを待つことで、自然に解消することがあります

ただし、給湯器設備に不用意に触れたり、対処したりしようとすると、大きな事故・トラブル・火傷などにつながることもあります。

必ず無理をせずに、慎重に対応しましょう。

専門業者への依頼が必要なケース

ご自身での対応が難しい場合には、専門業者に依頼をしましょう。

このとき、重視しておきたい点は、以下の3点です。

ガス漏れに関しては臭い、水漏れに関してはタンク周辺の状況で予想がつきます。

これらに該当する場合には、特に不用意な行動をしないように注意して、対応しましょう。

まとめ

給湯器のリモコンパネルエラーコードや、燃焼パネルが点滅している場合には、故障や不具合を示している可能性があります。
しかも、エラーコードの一般的な点灯よりも深刻な不具合である可能性もあります。

状況が深刻である可能性があるからこそ、的確かつ確実な対応が必要です。

特に給湯器のお湯が出ない状況など、具体的な不具合が生じている状況では、特に問題が生じている可能性が高いため、ぜひ本記事を参考にして対応していただけたら幸いです。