マンションやアパートなどの集合住宅で「給湯器がつかない」「お湯が出ない」といったトラブルが生じたときには、不安や焦りを感じる方は多いでしょう。
そもそも、給湯器のトラブル自体が、生活の利便性に直結する重大なトラブルですが、集合住宅の場合には一戸建ての場合と少し対応が異なる部分があります。
また、マンション・アパートなどでの集合住宅では、隣家や下のフロアの住民に対する配慮も必要です。
この記事では、マンション・アパートの給湯器が着かない状況において、効率的に対応できるように対策方法を解説します。
マンション・アパートでお湯が出ないときの状況確認の為に参考になるチェックリストについても案内しているので、是非参考にしてください。
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マンション・アパートの給湯器がつかないときの対応
アパート・マンションの給湯器がつかないとき・故障が疑われるときの対応は、賃貸物件でも分譲マンションでも基本的には同じです。
まずは、全体の対応の流れをイメージしていただけるように、流れを解説します。
ステップ1:状況確認をする
給湯器の不具合は、自分自身で対応可能なケースと業者への依頼が必須なケースの両方が考えられます。
お湯が出ないときに確認すべきポイントは、以下のとおりです。
- お水が出るか出ないか?
- ガスが使用できるかどうか(ガスメーターをチェック)
- 電気が使用できるか?
- 自治体・ガス会社・電力会社からトラブル情報や工事のお知らせが出されていないか?
上記の確認をおこなうことで、トラブルの原因がご自宅だけに起こっているのか、それとも地域一帯で起こっているのかを確認できます。
マンション・アパートなどのガスメーターは、玄関脇・共用廊下・屋外のボックスなどにあります。
ステップ2:リモコンパネルの表示や作動をチェックする
電気・ガス・水道が問題なく供給されているにもかかわらずお湯が出ない場合に、チェックすべきポイントは電気パネルの表示です。
給湯器の節便に何らかの異常が生じているか否かを確認するためには、以下の点を確認してください。
- ふだん通りリモコンパネルが表示されているか?
(電源がオフになったり、時刻や設定温度がリセットされたりしていないか?) - エラーコードが表示されていないか?
- 燃焼パネルが点滅するなどの異常が生じていないか?
ステップ3:自分自身で対応できるか否かを確認する
リモコンパネルに不具合が生じている場合、本体の不調・リモコンや電気系統のトラブル・設定の誤りの3とおりが考えられます。
このとき、設定のエラーなど一部の場合に限ってはご自身での対応が可能です。
以下の点を確認して、復旧するか否かを確認してください。
- リモコンパネルの電源を一度落として、再び入れる
- 給湯器やリモコンなどの電源がきちんと入っているか否かを確認する
- 温度設定を確認する
- 配管洗浄・お風呂のフィルターなどメンテナンス状態を確認する
上記の点を確認したうえで、エラーが確認出来ない場合には専門業者による点検・修理が必要になる可能性が高いです。
その際に、スムーズに連絡をするために、症状に加えて以下の点を控えておきましょう。
- いつから調子が悪いのか
- 給湯器のメーカー・機種・型番
- 製造年月日
メーカーの型番や製造年月日などはスマートフォンで写真撮影をしておけば手軽にメモできます。
ステップ4:自己負担の必要性の確認をする
マンションやアパートの給湯器の修理の手配・費用の負担を考える際に、集合住宅ならではのポイントとして住民側の負担になるか否かを考える状況があります。
分譲マンションの場合
分譲マンションはご自身の物件であるため、給湯器の故障の費用や手間の負担は基本的に本人負担です。
共用部の配管やガス・電気の供給に問題が生じていた場合には、管理会社側の負担になる可能性があります。
分譲時に給湯器のリース契約を結んでいる場合もあります。
賃貸マンション・アパートの場合
賃貸マンション・アパートの給湯器は、オーナーの所有物であるため居住者の負担にならないケースが一般的です。
ただし、契約が優先されます。
また、重大な過失がある場合などは費用負担を請求される可能性もあります。
また、費用負担の有無に関係なく、マンション・アパートで給湯器がつかない状況になったときには、管理会社に連絡をしておくことは重要なことです。
その理由は、以下のとおりです。
- 責任の有無に関係なく、管理会社やオーナーの方から指示やアドバイスを得られる可能性がある
- 故障の範囲によっては、他の部屋にも影響が生じる可能性がある
ステップ5:保険・保証サービスをチェックする(自己負担ありの場合)
保険や保証サービスの補償対象であれば、修理費用の負担が不要になったり、軽減されたりする可能性があります。
利用できる可能性があるのは、以下の保証・保険です。
- 給湯器を設置した際の保証(給湯器メーカーや設置業者)
- 火災保険(水漏れなどの二次災害や住宅設備への損害に対して)
保証を受けられる状態であっても申請しなければ受けられないケースが一般的です。
必要以上の費用負担を避けるためにも、対象の有無を確認しましょう。
ステップ6:修理業者・管理会社に連絡・相談する
給湯器がつかないという症状を改善するために、最適な箇所に連絡をしましょう。
状況別に最初に優先する連絡先は以下のとおりです。
種別 | 保険・保証 | 連絡先 |
賃貸物件 | – | 管理会社 |
分譲マンション | メーカー保証あり | メーカーのサポート |
設置店保証あり | 設置店 | |
設保証なし | 修理業者 |
上記に沿って、スムーズな連絡を心がけることが重要です。
マンション・アパートの給湯器のお湯が出ないときのチェックリスト
マンション・アパートの給湯器のお湯が出ない状況はさまざまなケースが考えられます。
効率よく確認していただくために、症状別にチェックリストを紹介します。
チェック①ガスの供給がストップしている(ガス給湯器)
ガス給湯器を使用しているマンション・アパートでは、ガスの供給がストップしているときには、お湯が出なくなります。
ガスの供給がストップする状況としては、以下のケースが考えられます。
- 大地震などによりガス管の破損などのトラブルが生じている
- ガスメーターの安全装置が作動している(震度5以上の地震により作動する)
- ガスのバルブが閉まっている
チェック②電気の供給停止により給湯器が作動していない
給湯器は、電力を動力源としているため、基本的に停電の時には作動しません。
電気給湯器やエコキュートはもちろんですが、ガス給湯器や石油給湯器であっても給湯器の作動に電気が不可欠です。
電気の供給がストップする状況として考えられるのが以下の状況です。
- 天候条件やトラブルにより地域で停電している
- 電源プラグが抜けている
- ブレーカーが落ちている
チェック③タンクの残量がなくなっている(エコキュート)
エコキュートは、夜間に1日に使用する分のお湯をあらかじめ作り保管する仕組みをなっています。
いったんお湯が切れてしまうと、再びお湯が湧き上がるまではお湯が使用できません。
お湯の沸き上げ時間はタンク容量などによって異なりますが、通常は数時間かかります。
したがって、エコキュートを利用されている場合には、ふだんよりも多くお湯を私用した場合にお湯が私用できなくなることがあります。
チェック④配管が凍結している
気温が氷点下になったときには、配管が凍結してお湯が出てこなくなることがあります。
凍結の場合には一定期間が経過すると自然に再びお湯を使用できるようになるケースが多いです。
ただし、凍結が原因で配管や部品が破損したり故障したりした場合には、専門業者への修理依頼が必要です。
チェック⑤給湯器が故障している
チェック①~④のどれにも当てはまらない場合には、給湯器の故障の可能性が高いと考えられます。
このとき、基本的にご自身での対処は不可です。
状況を正確に確認し、管理会社やオーナーの方に相談をした上で、修理会社に連絡・相談をしましょう。
まとめ
マンション・アパートでお湯が出なくなったとき、根本の原因はさまざまな状況が考えられます。
給湯器や設備の不具合の要因などは一戸建てのケースと同様ですが、マンション・アパートの場合には、他の部屋にお住まいの方々への影響についても考慮する必要があります。
また、管理会社やオーナーの方との関係性も非常に重要なポイントです。
被害を最小限に抑えるためにも、他の住民の方に迷惑を掛けないためにもスピーディーな対応が求められます。
記事内のチェックリストを活用して、速やかに対応するための参考にしていただけたら幸いです。