ポンプシステムを使って井戸から水を引き、住宅に供給している場合、まれにポンプから水が出ないというトラブルが発生してしまうことがあります。
実際、ポンプから水が出なくなってしまっていたり、水は出るものの、調子が悪いと感じている方も多いのではないでしょうか?
水は日常生活を送る上でなくてはならないものであるため、そういったトラブルにはなるべく早く対処するべきです。
この記事では、住宅の井戸のポンプで水が出なくなってしまった場合に考えられる原因と対処法についてご紹介します。
目次
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井戸ポンプの仕組みについて
一般的に使われている井戸ポンプの仕組みを身近なもので例えると、自転車の空気入れに似ています。
自転車の空気入れでは、ハンドルを上下に動かすことで空気がタイヤに送り込まれるのと同様に、電動ポンプでも、モーターがインペラという回転部品を動かして井戸水を吸入口から吸い込み、排出口へと押し出すことで井戸水が出てきます。
井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる5つの原因
住宅の井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる原因は一つだけではありません。
さまざまな原因が考えられます。
ここでは、代表的な5つの原因について解説していきます。
経年劣化によって不具合が発生してしまっている
住宅の井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる原因の一つ目が、「経年劣化による不具合」です。
井戸からの水を汲み上げるのに使用されているポンプシステムは消耗品です。
そのため、使い続ければ使い続けるほど劣化していき、やがてさまざまな不具合が発生してしまうようになります。
その不具合の一つが、「水が出ない」といったトラブルです。
製品が問題なく稼働する期間の目安である耐用年数はメーカーや製品によって異なりますが、ポンプシステムの耐用年数は10年ほどです。
もし10年以上同じポンプシステムを使い続けている場合は、ポンプシステム自体の交換を検討するべきだと言えます。
目詰まりを起こしてしまっている
住宅の井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる原因の二つ目が、「目詰まり」です。
井戸のポンプシステムには、井戸から水を汲み上げるストレーナーや砂などの異物の購入を防ぐ砂こし器といった部品が採用されています。
これらのパーツで発生してしまいやすいのが、目詰まりです。
ストレーナーには小さな穴があいていますが、この穴が砂やゴミなどの異物で詰まってしまうと水が出なくなってしまいます。砂こし器の場合も同様です。
そのため、井戸のポンプで水が出なくなってしまった場合は、ストレーナーや砂こし器の状態もチェックするようにしなくてはいけません。
吸込管内の呼び水が少なくなってしまっている
住宅の井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる原因の三つ目が、「呼び水の減少」です。
井戸のパイプには吸込管というパーツがあり、このパーツによって井戸から水が汲み上げられるような仕組みになっています。
この吸込管には呼び水と呼ばれる管内を真空状態にする水が入っていますが、この呼び水が少なくなってしまうと井戸から十分に水を上手く汲み上げられなくなり、水が出なくなってしまいます。
地下水の水位が低下してしまっている
住宅の井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる原因の四つ目が、「地下水の水位の低下」です。
ポンプを使って井戸から水を引く場合、当然ですが、ある程度井戸に水が溜まっている状態でなくてはいけません。
井戸に汲み上げられるだけの水が溜まっておらず、水位が低下してしまっている状態だと、十分に水が汲み上げられず、ポンプから水が出ないというトラブルが発生してしまいます。
地下水が凍結してしまっている
住宅の井戸のポンプから水が出ない場合に考えられる原因の五つ目が、「地下水の凍結」です。
冬場の気温が氷点下になるなど寒さの厳しい地域の場合、井戸の中の地下水が凍結してしまうことがあります。
一般的に気温がマイナス4℃以下になると地下水やパイプの中の水は凍結するとされているため、気温が下がったタイミングで水が出なくなってしまった場合は、凍結によって水が汲み上げられなくなってしまっている可能性が高いと言えます。
井戸のポンプから水が出なくなってしまった場合の対処法
井戸のポンプはさまざまなことが原因で水が出なくなってしまう可能性があると紹介してきました。
では、実際に井戸のポンプから水が出なくなってしまった場合、どのような方法で対処すればいいのでしょうか?
井戸のポンプから水が出なくなってしまった場合の対処法について紹介していきます。
呼び水をつぎ足す
吸込管内の呼び水が少なくなってしまっていることで水が出なくなってしまっている場合は、吸込管に呼び水をつぎ足しましょう。
呼び水のつぎ足し方は井戸ポンプのメーカーや製品によって異なりますが、基本的には以下の手順で対応していきます。
1. ポンプの電源をオフにする
2. カバーを取り外す
3. ホッパーキャップを取り外す
4. 呼び水を入れる
5. ホッパーキャップを取り付ける
6. カバーを取り付ける
7. ポンプの電源を入れる
呼び水はあふれるギリギリの位置まで追加してしまって問題ありません。
呼び水を追加し、問題なく水が出るようになるか確認しましょう。
掃除して目詰まりを解消させる
ストレーナーや砂こし器にゴミや砂がつまりることで井戸のポンプから水が出なくなってしまっている場合は、ストレーナーや砂こし器を掃除して目詰まりを解消させることで問題を解消できるようになります。
ストレーナーの状態や砂こし器の状態を確認し、目詰まりを起こしてしまっている場合は掃除をおこないましょう。
ストレーナーや砂こし器の清掃方法はメーカーや製品によって異なるので、説明書を確認しながらおこなうようにしてください。
劣化した部品を交換して修理する
経年劣化によってポンプシステムが正常に機能しなくなる場合、部品の交換が必要になります。フランジのパッキンやシールテープの劣化により空気漏れが発生すると、水が出なくなることがあります。
これらの部品を交換することで、再び正常にポンプが機能するようになります。また、インペラー(羽根車)が摩耗している場合も部品交換が必要です。
劣化した部品が複数見られたり、使用期間が10年ほどある場合はポンプ自体の交換を検討することをお勧めします。
凍結防止として井戸ポンプの電源を切らないようにする
冬季など気温低下による凍結については、凍結防止ヒーターが内蔵されているポンプを使用する場合でも、電源を切ってしまうと効果がなくなるため、冬場は必ず電源を入れておくことが重要です。
また、その他にもポンプの周りを保温材で囲うなどして、凍結防止予防をすることも効果的です。
専門の修理業者に対応を依頼する
井戸のポンプの経年劣化によってポンプ自体が壊れてしまっていたり部品が壊れてしまっていたりする場合は、自分で対処するのは難しいと言えます。
井戸のポンプは複雑な構造の製品ですので、知識や修理できるだけのスキルがない方が対応してしまうと余計状態を悪化させてしまいかねません。
そうなってしまわないためにも、自分で対応するのが難しい場合や水が出ない原因がイマイチはっきりしない場合は、専門の修理業者に対応を依頼するようにしましょう。
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まとめ
今回ご紹介した「井戸のポンプから水が出ないときに考えられる原因と対処法」はいかがだったでしょうか?
井戸のポンプはしばらく使い続けているとさまざまなトラブルが発生してしまうようになりますが、その中でも特に発生しやすいのが「水が出ない」というトラブルです。
井戸のポンプから水が出なくなってしまう主な原因としては、
- 経年劣化によって不具合が発生してしまっている
- 目詰まりを起こしてしまっている
- 吸込管内の呼び水が少なくなってしまっている
- 地下水の水位が低下してしまっている
- 地下水が凍結してしまっている
などが考えられますが、吸込管内の呼び水が少なくなっていることで水が出ない場合は呼び水を追加すれば水が出るようになりますし、ストレーナーや砂こし器で目詰まりが発生することによって水が出なくなってしまっている場合は、掃除すれば問題なく水が出るようになります。
しかし、ポンプシステム自体が劣化してしまっている場合など自分で対応するのが難しいケースもありますので、自分で対応するのが難しい場合は専門の業者に対応を依頼するようにしましょう。
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井戸のポンプシステムの不具合についても対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。