洗濯機排水ホースの簡単な掃除方法を水道修理業者が解説！

最終更新日:2024/07/05 / 公開日:2021/07/16

家の掃除と言えば、普段から気を使っている部分も多いでしょうが、意外と見落としがちなのが洗濯機の排水ホースです。
「洗濯機から嫌な匂いがする」、「排水がうまくいかない」といったトラブルを経験したことはありませんか？その原因の1つに、排水ホースに溜まった汚れや劣化によるものがあります。

この記事では、排水ホースを掃除する理由とその方法について詳しく解説します。また、日常的にどのように排水ホースを清潔に保つかについても紹介します。

定期的なメンテナンスで洗濯機を長持ちさせ、トラブルを防ぎましょう。

1 洗濯機の排水ホースを掃除しないとどうなる？
2 洗濯機の排水ホースを掃除する前の下準備
3 洗濯機の排水ホースの掃除方法
4 洗濯機の排水ホースを外さずに掃除する方法はある？
5 洗濯機の排水ホースに汚れを溜めないポイント
6 まとめ

お急ぎの方は
お電話
ください！

通話料無料

0120-579-007

タップで
電話する

※水道事務局（クリーンライフ）に繋がります

お急ぎの方は
お電話
ください！

通話料無料

0120-579-007

※水道事務局（クリーンライフ）に繋がります

【受付時間】24時間365日対応 | お見積もり0円 | 出張費0円 | 深夜割増0円

洗濯機の排水ホースを掃除しないとどうなる？

洗濯機の排水ホースは、日常的に使用する中で非常に汚れやすい部分です。掃除を怠ると、以下のような問題が発生する可能性があります。

悪臭の発生

洗濯機の排水ホースに汚れが溜まると、カビや細菌が繁殖しやすくなり、嫌な臭いが発生します。

排水不良

汚れやカビが蓄積すると、排水ホースが詰まり、水がスムーズに流れなくなります。

故障の原因

排水不良が続くと、洗濯機本体にも負担がかかり、最悪の場合、故障に繋がることもあります。

排水ホースの掃除は、これらのトラブルを未然に防ぐために非常に重要です。

汚れが溜まる原因とその影響

洗濯機の排水ホースには、日々の洗濯で出る様々な汚れが流れ込みます。具体的には、衣類から出る糸くず、洗剤の残りかす、皮脂汚れ、髪の毛などが詰まる原因となります。

これらの汚れが長期間にわたって蓄積されると、ホース内部に黒カビが発生し、異臭の原因になるだけでなく、洗濯物にカビが移るリスクもあります。

さらに、排水ホースが詰まると、排水がスムーズに行えず、洗濯機の性能低下や故障に繋がることもあります。

洗濯機の排水ホースの掃除頻度とタイミング

排水ホースの掃除は、半年に一回を目安に行うのが理想的です。ただし、家族の人数が多く、洗濯の頻度が高い家庭では、3ヶ月に一度の掃除をおすすめします。

また、洗濯機から異臭がしたり、排水がうまくいかなくなった場合は、すぐに掃除を行いましょう。

トラブルを防ぐための対策

洗濯機の排水ホースのトラブルを防ぐためには、定期的な掃除が不可欠です。また、洗濯機を長持ちさせるためには、洗濯槽やフィルターの掃除も合わせて行うことが重要です。

洗濯槽の掃除には市販の洗濯槽クリーナーを使用し、フィルターに詰まった糸くずや髪の毛を定期的に取り除きましょう。これにより、排水ホースに流れ込む汚れを減らし、詰まりや異臭の発生を防ぐことができます。

洗濯機の排水ホースを掃除する前の下準備

排水ホースの掃除を始める前に、いくつかの準備をしておくことが重要です。これにより、掃除がスムーズに行え、安全に作業を進めることができます。

まず、洗濯機の電源を切り、プラグをコンセントから抜いておきましょう。洗濯機は高電圧の家電製品です。万が一漏電や誤作動が起こると非常に危険ですので、電源を完全にオフにしておくことが必須です。
次に、洗濯機の水道の蛇口を閉めておきます。掃除中に誤って水が流れ出すと、周囲が水浸しになる可能性があります。蛇口を締めることで、安心して掃除を進めることができます。

また、排水ホースを取り外す際には、排水口のパーツを取り外す必要があります。ホースの差し込み口を外すときは、下にバケツや洗面器を用意しておくと便利です。

ホース内に残っていた水が流れ出ることがあるためです。お使いの洗濯機によって取り外し方が異なる場合があるので、取扱説明書を事前に確認することをおすすめします。

排水ホースの差し込み口が外れにくい場合には、無理に外すと破損の恐れがあるため、無理に外さずに掃除する方法もあります。この方法については、後ほど詳しく説明します。

洗濯機の排水ホースの掃除方法

排水ホースの掃除は、以下の手順で行います。

1.必要な道具を揃える
・じょうろややかんなどの注ぎ口が小さいもの
・漂白剤
・水
・バケツや洗面器などの受け皿
・ゴム手袋
・ラップ
・輪ゴム
・ブラシ

2.ホースに水で薄めた漂白剤を注ぐ
まず、漂白剤を水で50倍ほどに薄め、排水ホースの中に注ぎます。この際、じょうろややかんなどの注ぎ口が小さいものを使用すると便利です。注ぐ際には、下にバケツなどを用意しておくと床が汚れずに済みます。

3.口の部分にフタをして30分ほど放置する
次に、ホースの差し込み口をラップで覆い、輪ゴムでしっかりと留めてフタをします。この状態で30分ほど放置します。漂白剤がホース内の汚れを分解するのを待ちます。

4.中身を軽くゆすぎ、きれいになっているか確認する
放置時間が経過したら、ホースを軽く振って内部の汚れを落とします。ホースの中の漂白剤を外に流し、さらに数回水を流し入れて洗浄します。この際、ブラシを使って見える部分の汚れをこするとより効果的です。

5.外側もしっかり掃除してから取り付ける
最後に、排水ホースの外側も清潔に保ちましょう。掃除機でほこりを吸い取ったり、水拭きしたりして汚れを落とします。溝にたまったごみは歯ブラシや綿棒を使うと掃除しやすいです。すべての掃除が終わったら、ホースを元の位置に取り付けて完了です。

洗濯機の排水ホースを外さずに掃除する方法はある？

排水ホースを取り外すのが難しい場合でも、掃除を行う方法があります。この方法では、洗濯機の排水機能を利用してホース内部を洗浄します。

まず、洗濯槽に大量の水を入れ、排水口クリーナーや排水管クリーナーを投入します。これらのクリーナーは、排水ホース内の汚れを分解してくれる効果があります。

クリーナーを投入したら、洗濯機の標準コースで排水を行います。この際、ホース内部にクリーナーが行き渡るように、洗濯機を数回に分けて動かすと効果的です。クリーナーが汚れを分解してくれるので、ホースを外さずに掃除が可能です。

洗浄が終わったら、洗濯機を空運転させてホース内の残留物をすべて洗い流します。この方法は、ホースを取り外す手間が省けるため、忙しい方や取り外しが難しい場合に非常に便利です。

洗濯機の排水ホースに汚れを溜めないポイント

排水ホースの掃除を定期的に行うことも大切ですが、日常の使い方に気をつけることで、汚れの蓄積を防ぐことができます。

洗濯物を入れすぎない

洗濯機に大量の洗濯物を入れると、その分水をたくさん使用することになり、排水ホースに負担がかかります。規定洗濯容量の7割程度を目安に、適切な量で洗濯を行いましょう。

洗濯機を使わないときは蛇口を閉める

洗濯機を使用していないときには、蛇口を締めておきましょう。これにより、排水ホースを含む洗濯機全体のパーツに負担がかからず、劣化を遅らせることができます。

こまめに洗濯槽やフィルターを掃除する

洗濯槽やフィルターの汚れが排水ホースに流れ込むことを防ぐために、こまめに掃除を行いましょう。洗濯槽クリーナーを使って定期的に掃除することで、排水ホースの汚れを減らすことができます。

洗剤を適切に使用する

洗剤は規定量を守って使用しましょう。過剰に使用すると、洗剤の残りかすが排水ホースに溜まり、詰まりの原因となります。

お風呂の残り湯を使わない

お風呂の残り湯には皮脂汚れや髪の毛が含まれており、排水ホースを汚れやすくします。できるだけ使用を避け、清潔な水を使用することをおすすめします。

まとめ

排水ホースの掃除は、洗濯機の性能を保ち、トラブルを防ぐために欠かせない作業です。定期的な掃除により、悪臭や排水不良、洗濯機の故障を防ぐことができます。また、掃除の際には洗濯槽やフィルターのメンテナンスも合わせて行うことで、排水ホースに流れ込む汚れを減らし、より清潔な状態を保つことができます。

忙しい日常の中でも、半年に一度は排水ホースの掃除を行い、快適な洗濯環境を維持しましょう。どうしても自分で掃除が難しい場合は、専門業者に依頼することも検討してみてください。

適切なメンテナンスで、洗濯機を長持ちさせ、トラブルのない日々を過ごしましょう。

洗濯機排水ホースの簡単な掃除方法を水道修理業者が解説！