給湯器(ガス給湯器・エコキュート・電気温水器など)の故障・不具合の症状はさまざまです。よく見られる症状の一つが、「水は出るのにお湯は出ない」というものです。「給湯器の追いだきはできるのに湯はりができない」という症状もあります。

このとき、利用者としてはスムーズに適切な対応を取ることが重要です。

しかし、同じ症状であっても根本の原因は多岐にわたります。

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給湯器の水が出るのにお湯が出ない!考えられる主な原因

給湯器を使用していて水が出るのにお湯が出ないという状況で考えられる主な原因は5点あります。

この章では、6点それぞれの原因を解説します。

給湯器の故障

給湯器が故障してお湯を沸かす力が発揮されない場合には、お湯を利用できなくなります。

給湯器のお湯が出ない不具合に陥った時に、本体の故障を疑う方も多いのではないでしょうか?

給湯器本体はさまざまな部品が組み合わさってできており、「故障」といってもその状況はさまざまです。
しかしながら、故障箇所にかかわらず給湯器が故障した場合には専門業者への修理・点検依頼が必要です。

給湯器の点検・修理は資格・免許を必要とする作業であり、知識や技術を持たない方が作業をおこなうと事故やトラブルの原因になることがあります。

熱源(ガス・電気)の供給ストップ

お湯を沸かすための熱源の供給がストップしている場合には、当然お湯をつくることができません。

代表的な熱源は、ガス(ガス給湯器・エコジョーズなど)・電気(エコキュート・電気給湯器など)・石油(石油給湯器)などです。

熱源の供給がストップする状況として考えられるのは、以下のケースです。

タンクの故障以外の状況については、根本の原因が解消すれば自然に解決します。

ただし、タンクの故障の場合は専門業者に確認してもらう必要があります。

給湯配管の凍結

給湯配管が部分的に凍結した場合も、水しか出てこなくなる状況の原因となることがあります。

特に、配管が地中ではなく外部に露出している場合には、外気温の影響を受けやすいため凍結リスクが高まります。

凍結のリスクが生じるのは、氷点下4度以下のときです。

給湯配管の凍結に対しては、前日の夜のうちから少量ずつ水を流すなどの予防策が基本ですが、凍結してしまった際には気温が上昇して自然に症状が改善するのを待ちましょう。

配管に直接熱湯を掛けるなどの対処をすると、急な温度変化により配管が破裂・破損する場合があります。

どうしても緊急でお湯を使用しなければならない場合には、配管をタオルなどで覆ってから40~50℃程度のお湯をかけることで、破裂のリスクを下げられます。

タンクのお湯の残量不足(エコキュートの場合)

エコキュートのお湯が出ないケースとしてよく見られるのが、タンクの残湯量が不足しているケースです。

エコキュートは、1日に利用する分のお湯を夜間に沸きあげてタンクにためておく仕組みであるため、お湯を使い切ってしまうと沸きあげが完了するまではお湯を使用できません。

ふだんよりも多くお湯を使用したり、元々の沸きあげのお湯の量が不足したりしている方は、要注意です。

再び沸きあげをすれば使用可能ですが、以下の2点に注意する必要があります。

給湯管の詰まり

給湯管が詰まっていると、センサーが水流を感知して点火する仕組みが働かず、お湯が沸かないケースが考えられます。

給湯管の詰まりが生じた場合には、基本的には専門の修理業者への点検・修理依頼が必要です。

部品・設備の寿命・老朽化

給湯器の本体・配管・リモコンパネルに使用されている素材や部品が劣化したり、故障したりすることもあります。

給湯機能に関連する部品が寿命により機能しなくなったときには、お湯が出なくなるケースもあります。

使用状況や部品の種類によって寿命には違いが生じるため、一概に「何年」といった基準はありませんが、給湯設備全体の寿命の目安は10年です。

給湯器の利用年数が10年に近づいている方や、不調箇所が気になる方は、専門業者に点検を依頼するとよいでしょう。

給湯器を使用していて水が出るのにお湯が出ないときの原因をチェックするポイント

給湯器を使用していてお湯が出ないときには、スムーズに対処することが重要です。

給湯器の故障や不具合は、生活の利便性に直結するだけでなく、対応が遅れるとより深刻な事態を引き起こしてしまうリスクがあるためです。

この章では、速やかに適切な対応を取るためのチェックポイントを解説します。

リモコンにエラー表示されていないか?

給湯器・エコキュートの故障の原因を確認するときに、最も役立つのはリモコンのエラー表示です。

エラー表示の内容は、給湯器のメーカーによって異なりますが、どのメーカーもエラーコードの内容を確認すると考えられる症状・原因・基本的な対処法などを確認できます。

給湯器の電源は入っているか?

給湯器・エコキュート・電気温水器のリモコン・液晶パネルに何も表示されていないこともあります。

とはいえ、エコキュートの電源が入っていないからといって深刻な故障である都は限りません。

起こりがちなエラーとしては、給湯器の電源プラグがコンセントから抜け落ちていたり、ブレーカーが落ちていたりして電源が入っていないケースです。

これらの場合には、電源さえ供給されれば復旧されるケースが多いです。

ただし、エコキュートの場合は、沸きあげできていない状況で電力の供給がストップしていた場合には、沸きあげまで時間を要することも理解しておきましょう。

ほかの蛇口からはお湯が出ているか?

状況を正確に把握するためには、症状が1箇所で起こっているのかご家庭全体で起こっているのかを知ることも重要です。

 

1箇所のみの不具合

1箇所のみでお湯が出ていない状況の場合に考えられるのは、以下のケースです。

蛇口が故障している

蛇口交換や蛇口の部品交換などの必要があります。専門業者に依頼をしましょう。

温度が適切に設定されていない

設定を正確に確認する必要があります。
給湯器には「優先設定」などの項目もあるため、リモコンパネルを丁寧に確認しましょう。

 

家全体での不具合

ご家庭のお湯が全く利用できないケースで考えられるのは、以下の状況です。

熱源が供給されていない

供給側の問題の場合には、状況が解除されるのを待つしかありません。
ご自身で止水栓をストップしている場合などは、正常な状態に設定を戻す必要があります。

配管が凍結している

配管凍結の場合には、基本的には自然に症状が改善される状態を待つ必要があります。

給湯器本体が故障している

給湯器本体の故障の場合には、専門の修理業者に修理の依頼が必要です。エラーコードなどを控えて、状況をできるだけ正確に把握した上で相談しましょう。

配管設備に異常が見られる

配管設備の異常に関しても専門業者への修理・点検依頼が必要です。

給湯器からお湯が出ないときの修理費用相場

給湯器(ガス給湯器・エコキュート・電気温水器など)からお湯が出ないときの修理費用相場は、具体的な症状・給湯器の機種などによって大きく費用相場が異なります。

例えば、容量が大きく最新の機能をもつ給湯器は、費用が高額になる可能性が高いでしょう。

したがって、あくまでも概算にはなるものの、給湯器を修理業者に依頼した際の費用の概算(出張費+作業代+部品代の合計)は以下のとおりです。

〇費用が比較的安くなるケース(5,000円~20,000円程度)

・設定の変更のみで対応可能
・蛇口の交換など軽度な部品交換

〇費用が高額になりやすいケース(10万円以上~)

・エコキュート本体の故障
・配管設備の故障

いずれのケースにおいても、具体的な状況によって費用が異なるため、修理業者に見積もり依頼を依頼して確認するとよいでしょう。

また、給湯器購入からの期間や不具合の原因によっては、メーカー保証・販売店保証・火災保険などが利用できるケースもあります。
契約内容を確認して、利用できる場合には速やかに連絡を取ることも重要です。

修理費用によっては、エコキュートの買い換えが選択肢に含まれる可能性もあります。

特にエコキュートの購入から10年程度の期間が経過している場合は、かかる光熱費や保証などもふまえ、修理か買い換えかの検討をするとよいでしょう。

まとめ

給湯器の、お湯が出ないのに水は出るという症状において考えられる原因・症状はさまざまです。

一般の個人が原因を特定して解決するのは簡単なことではありませんが、本記事を参考にしながら一つひとつ考えられる可能性について対処してください。

基本的に故障やトラブルが発生している際には、修理業者への依頼が必要です。

その際にも、エラーコードや詳細の状況をできるだけ正確にかつ速やかに伝えることで被害を最小限に抑えることができます。