健康診断のバリウムはトイレつまりの原因になることがあります。
万が一、すでに詰まってしまっているという方は、適切な対処をしないといつまでもバリウム便が便器に付着した状態や水が濁った状態が継続するでしょう。
それは、気分的によくないことであり、衛生面を考えても望ましくないことです。

適切な対処法を取ればバリウムによるトイレのつまりは解消できます。
また、自宅ではなく会社や公共のトイレなどで同様の状況が発生し、できれば自分で解決をしたいという方も、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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バリウムでトイレが詰まりやすくなる原因


健康診断でバリウムを飲んだ後にトイレが詰まりやすくなるのは、便のなかに残ったバリウムの性質のためです。
バリウムは金属の一種であり、以下の性質をもっています。

  • 重い(重量は水の約2倍。バリウムは通常の便の約4倍の重さ)
  • 固まりやすい
  • 粘度が強い

これらの性質により、バリウムを飲んだ後の便は、水に流れずにトイレに付着しやすいという傾向をもっています。
さらに固まったバリウムにトイレットペーパーなどが付着して、トイレが詰まってしまうこともあります。

バリウムによるトイレつまりの2つのタイプ

バリウムによるトイレのつまりは、大きく分けて2つのタイプがあります。
バリウムのトイレつまりは、詰まる場所によって症状や対策が異なるため覚えておきましょう。

バリウム便がトイレに付着する

1つ目の症状は、バリウム便がトイレに付着してそのまま水に流れずに固まってしまうタイプです。

こちらのタイプは、目に見える分対処は難しくありませんが、視覚的にも目立つため焦りを感じられる方が多いかもしれません。

流水が白く濁る

2つ目は、目に見える部分にバリウムは付着していないものの、なぜが水を流すといつまでも白く濁ってしまうタイプです。

流水が白く濁る原因は、排水路などにバリウムが付着して残っていること。
水が濁ることに対して不快感を持つ方は多いと思います。
しかしそれ以上に大きな問題は、排水路にバリウムが残っていると、ティッシュペーパーなどが詰まりやすくなり、トイレつまりを誘発させることです。

バリウムによるトイレつまりの解消法

バリウムによるトイレのつまりは、以下の方法で解消できる可能性があります。
便座や住宅設備を損傷させずに、確実につまりの原因を取り除くことが大切です。

ゴム手袋+ブラシ

トイレに固まったバリウム便が付着している場合は、ゴム手袋を装着して取り除くことが可能です。

かたまりを取り除いた後は、便器に付着しているバリウムをブラシで丁寧にこすってきれいにしてください。このとき、金属製のブラシなどで強く磨くと便器を傷つけてしまいます。
トイレ用ブラシや歯ブラシなどの柔らかいブラシを使用しましょう。

割り箸でバリウムを取り除く

ゴム手袋での作業に不快感を覚える方は、割り箸を使用する方法もあります。

割り箸でバリウム便を拾い上げて、ビニール袋などに入れてそのまま廃棄する方法です。
割り箸使用時の注意点は、便器に付着した細かいバリウムを取り除くのが難しいことと、割り箸でこすると便器が傷ついてしまうことです。

お湯で流す

ブラシや割り箸ではきれいに除去できない場合には、お湯でバリウムをふやかす方法もあります。
このとき、熱湯を使用すると陶器製の便器は割れてしまうことがあります
目安としてはお風呂のお湯よりも少し熱い程度(45℃程度)のお湯を使用しましょう。

便座に付着しているバリウムは、だいたいお湯で流せば対処できます。
一度お湯を流しても取れないときには、2回・3回と流してください。

酸性洗剤を使用する

お湯を流しても、流水の白濁が取れないことがあります。
排水路の奥でバリウムが固まって付着している場合は、お湯を使用してもなかなかきれいに流せません。

このようなケースでは、酸性洗剤を使用します。
一度に大量に流すのではなく、少量ずつ流すことがポイントです。
酸性洗剤は洗浄力が非常に高く、金属の汚れを除去するため、バリウムを流す際には効果的です。

健康診断後、会社のトイレを使用して詰まらせてしまったという方は、その場でできる対策が限られていますが、もし酸性洗剤があれば、解決できる可能性があります。
ただし、強力だからこそ人体への影響には十分に注意しなくてはなりません。特にアルカリ性の洗剤と混ぜて使用すると有毒なガスが発生するため、極めて危険です。
用途・用法を守り、適切な使用を心がけましょう。

バリウムのトイレつまりが解消できないときには水道修理業者に相談を

バリウムによるトイレつまりは、自分自身では対処が難しいケースもあります。

特に難しいのは、以下に該当するケースです。

  • トイレットペーパーなどを流したときに詰まりが生じてしまい、ラバーカップを使っても状況が改善しない
  • お湯や酸性洗剤を使用してもトイレの白濁が取れない
  • 自分で対処をすることに関して抵抗を感じる

水回りのトラブル全般に対応しているプロの業者であれば、プロならではの技術力や工具などがあるため、一般の方が対処できない症状に対しても的確にアプローチが可能です。
なかには外部の業者さんを招くことに抵抗を感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、優良業者であれば利用者の方の心情や不安などに寄り添った対応をしているので、結果的に多くの方が満足しています。

このとき大切なポイントは、水道修理業者の選び方です。
水道修理業者のサービス内容・料金体系・技術力は業者ごとに異なっているため、選び方を誤ると後悔する事態にもつながりかねません。

業者を選ぶ時に、特に慎重にチェックしていただきたいのは以下の点です。

  • わかりやすい料金体系が取られている
  • 無料で出張見積もりを依頼できる
  • 見積もり後のキャンセルが可能
  • 有資格者が在籍している
  • 口コミ・評判がよい
  • アフターフォローの体制が整っている

特に注意をしなくてはならないのは、「トイレつまり500円~」といったように不当に安い金額を提示している業者です。

これらの業者に依頼をすると、さまざまな理由がつけられ最終的には相場よりも高額の金額が請求される可能性が高いです。
そもそも、人件費をはじめとした経費があるため、トイレのつまり対策がそれほどの低価格で対処できること自体、現実的ではありません。

上記をふまえて、信頼できる水道修理業者に工事を依頼しましょう。
トイレ修理の料金についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

バリウムによるトイレつまりを起こさないための対策


バリウムの除去のために手間・労力・費用を費やさないためのベストな対策は、未然に予防することです。
特に、今回トイレのつまりを起こしてしまった方は、来年以降に同じ過ちをするのはなんとしても避けたいのではないでしょうか?

この章では、バリウムによるトイレつまりを起こさないための方法を3点紹介します。

水を流しながら排せつする

バリウム便によるトイレのつまりを防ぐための基本的な方法は、水を流しながら排せつすることです。

水の勢いで、便がくっつきにくくなり、そのままうまく流れていきます。
水を流しながら排せつする方法は、特に事前の準備や手間が発生しない方法なので、ぜひ試してください。

水を多めに飲む

バリウムの特性により、便秘になる方も少なくありません。

そして、排泄までに長く時間が経過すると、便が硬くなり流れにくくなります。
人間ドッグなどの健康診断の際には、検査後に下剤を飲むケースが多いですが、それでも便が出ないときには水分を多めに飲むことで、便秘を防ぐ効果が期待できます。
水分摂取の目安量は、以下のとおりです。

  • 検査終了後、300cc(コップ2~3杯程度の水)を飲む
  • 1時間おきに100cc程度の水を飲む

もし、検査終了後6時間経過しても便が出ないときには、医師や看護師と相談して追加の下剤を検討してもよいでしょう。
便秘の解消は、トイレつまりの対策だけではなく健康維持のためにもオススメの対策です。

非常用の簡易トイレを使用する

バリウムによりトイレを詰まらせてしまった経験のある方は、バリウムを飲んだ後にトイレを使うことに抵抗を感じられているかもしれません。
その場合、非常用の簡易トイレを使用することで、そもそもトイレを使用する状況を回避できます。

簡易トイレは、それほど高価なものではないため、バリウムを飲んだときにかぎり、非常用簡易トイレを使用してもよいでしょう。
処分方法は、お住まいの自治体の規定に沿って対応してください。

まとめ

健康診断のバリウムが原因でトイレが詰まったときには、気持ちの焦りが生じるものです。
しかし、冷静に対処をすれば、バリウムによるつまりの大半はラバーカップや酸性洗剤で対処できます。

最も大変なのは排水路に便が詰まってしまった状態です。排水路の奥につまりが生じていると、一般個人では対応不可のケースも多々あります。
どうしても対処が難しいときには、専門家である水道修理業者に依頼しましょう。