湿っていることで汚れなどをふき取りやすくしたウェットティッシュ。
お手拭き用や汗拭き用、除菌用など、多種多様なウェットティッシュが発売されています。
ティッシュペーパーと同様に携帯性に優れているので、様々なシーンで活躍することが多く、トイレで使えるものも多くあります。

しかし、トイレットペーパーとは異なり、さっと水に溶けて流れる性質ではないため、便器に流してトイレのつまりになることも。
特に大量に使って流してしまうと、よりつまりを起こしやすくなります。
ここではウェットティッシュが原因のトイレつまりについて、その解決方法を紹介します。

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“流せる”タイプのウェットティッシュでもトイレ詰まりの原因になる

ティッシュペーパーは、紙を合成樹脂で加工して水に溶けにくいように作られています。

ウェットティッシュのシートも組成は基本は一緒で、もともと水に溶けないレーヨンやポリエステルなどの合成繊維を、シート状にした不織布に商品の目的に応じたアルコールや洗浄剤などを含浸させています。
ウェットシートには“流せる”と記載されているものもありますが、この場合も流せるのは1枚だけで、2枚3枚とまとめて流すとトイレ詰まりにつながります。

トイレットペーパーで濡れた手を拭いたことがある方はお分かりだと思いますが、トイレットペーパーは濡れた手で触っただけでボロボロと崩れて、お手拭きには使えません。

一方ウェットティッシュは、濡れた状態の手で拭いても、シートはしっかりとして全く崩れないので、トイレに流した後も溶けていかないことが想像できると思います。

流せると記載されているウェットティッシュであっても、基本はごみ箱に捨て、トイレに流す場合も、1枚までにするようにしましょう。

ウェットティッシュのトイレつまり解消法

トイレにウェットティッシュがつまったら、トイレに流せるタイプか、流せないタイプかで対応が異なりますので、まず最初にウェットティッシュの表示を確認しましょう。

どの方法でも、作業前に便器の電源コードはあらかじめ抜いて、ゴム手袋をつけて作業します。

“流せる”ウェットティッシュをつまらせた場合

流せるウェットティッシュをつまらせた場合は、シートを排水管へ押し流すことでトイレつまりを解消できます。
ここでは3つの方法を紹介します。

  • ラバーカップ(すっぽん)を使う
  • ペットボトルを使う
  • お湯で柔らかくする

 

ラバーカップ(すっぽん)を使う

まず最初に、1番オーソドックスなトイレつまりの直し方です。

ラバーカップ(すっぽん)がある場合は、ラバーカップを使ってつまりを直すことができます。
ラバーカップは「つまりを引き上げる」ために使うものですので、正しく使えば簡単につまりを直すことができます。

<手順>
汚水が便器の上の方まで上がっている場合は、水をくみ出して減らしておくと作業がスムーズです。
便器の水が床に飛び散らないようにするため、大きなゴミ袋の中央に穴を開け、ラバーカップを通して便器にかぶせる。
ラバーカップを便器の排水口に密着させ、ゆっくりと押し付ける。
最大限押し付けたら、勢いよく引っ張る。これを数回繰り返す。
つまりがとれたら、バケツ汲んだ水を便器に流してみて、きちんと流れたら終了。

 

ペットボトルを使う

ラバーカップの代用品になるのが、ペットボトルです。

トイレ詰まりでラバーカップの準備がなかった場合は、この方法が適しています。

<手順>
ペットボトルの下部を2cmくらいカッターやハサミで切り落とす。キャップは捨てる。
汚水が便器の上の方まで上がっている場合は、水をくみ出して減らしておくと作業がスムーズです。
ゴム手袋をつけ、ペットボトルの口に親指を差し込む。
ペットボトルの切り口(底面)を排水口の奥までさしこみ、口を指で塞いだ状態で、押したり引いたりを繰り返す。
詰まりがとれたら、バケツに汲んだ水を便器に流してみて、きちんと流れたら終了。

 

お湯で柔らかくする

軽度なつまりであれば、お湯を使うだけでも簡単にトイレつまりを解消できます。

お湯でふやかして流す方法のため、1時間程度の時間を要します。

<手順>
汚水が便器の上の方まで上がっている場合は、水をくみ出して減らしておくと作業がスムーズです。
45~50℃くらいのお湯を、少し高い位置から便器内にゆっくり注ぐ。
2~3回間隔を空けて繰り返す。便器は熱湯をかけると割れることがあるため、熱湯は使用しない
※温度計がない場合は、沸騰させたお湯を倍の水で薄めれば50℃になります

“流せない”ウェットティッシュをつまらせた場合


流せないウェットティッシュをつまらせた場合は、シートを排水管へ押し流すのではなく、道具を使ってシートを取り出し、取り除きます。
ここでは2つの方法を紹介します。

  • 針金ハンガーを使用
  • ワイヤーブラシを使用

 

針金ハンガーを使用

針金ハンガーなど針金を使って、奥の方まで入れてひっかけて取り出します。
針金ハンガーは柔軟性と長さ(伸ばすと80cmくらい)があり、排水管の奥まで届くので意外と便利な小道具です。

DIYなどで普段から針金を使うことが多い方は使い慣れているでしょうが、普段あまり使わない方はかなり扱いが難しいかもしれません。
しかし家にある道具で素早く対応したい時には、この方法がおすすめです。

<手順>
針金ハンガーは、ペンチ等でトップに巻き付いているねじられた部分を外し、1本の針金にする。
トップのS字部分の先端を、ほんの少し引っ掛かりやすくするようかぎ状に曲げる。
汚水が便器の上の方まで上がっている場合は、水をくみ出して減らしておくと作業がスムーズです。
トップのS字側を便器の奥へ入れる。
排水路の入り口付近は少し上向きになっているので、少し上向き気味に入れる。
先端だけを排水溝のU字に添わせるように、ゆっくり奥まで送り進めてから、ナプキンに引っかかるよう回転させたり前後に動かして、ゆっくりと引き出す。
これを何度が繰り返す。
※便器は陶器製のため、針金で強く掻きすぎると傷をつけてしまう可能性があります。

 

ワイヤーブラシを使用

ホームセンターなどで売っている長いワイヤーブラシを使って掻き出す方法もあります。
近くにホームセンターがある場合はこの方法が簡単です。

ワイヤーブラシは2~3mの長さで、ブラシは硬めの商品を選択してください。

<手順>
汚水が便器の上の方まで上がっている場合は、水をくみ出して減らしておくと作業がスムーズです。
ワイヤーブラシをまっすぐに伸ばし、らせん状にねじりながら便器の中に入れる。
ウェットティッシュに引っかかるよう回転させたり前後に動かして、ゆっくりと引き出します。
これを何度が繰り返します。

無理に自力で直そうとしない

ここまでウェットティッシュのトイレ詰まり解消方法を紹介しましたが、トイレ詰まりの原因がウェットティッシュだけではないケースもあります。

過去にトイレに水に溶けない固形物や異物を流したことがあり、排水管につまったまま放置していたことで、今回はウェットティッシュがつまったという事もあるからです。

先に紹介したトイレつまり解消方法を試してみてもつまりが解消されない場合は、専門の修理業者に相談して、早めに状況を確認してもらう方が良いでしょう。

トイレ修理の料金についてはこちらで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

トイレにウェットティッシュをつまらせた時の解消法について紹介しました。

ウェットティッシュは基本的に水に溶けにくいものなので、日ごろからごみ箱に捨てるようにしていると安心です。

もしつまってしまった場合は、ぜひ今回の内容を参考にして下さい。