トイレのつまり対応は水道局指定業者がいい？選び方も紹介！

トイレのつまりに対応する専門業者の中には、水道局指定業者とそうでない業者があります。

水道局指定工事業者の場合は、ホームページにその旨が記載されていたり、お住まいの地方自治体のホームページなどにリストが掲載されていたりします。

「水道局指定」と記載があると、なんとなく信頼性が高いような印象を受けるとは思いますが、利用者にとってメリットになる点はあるのでしょうか？あるいは、注意すべき点やデメリットは存在するのでしょうか？

この記事では、水道修理業者として21年以上の実績を持つ水道修理ルートが、水道局指定工事業者の概要や依頼するメリットを解説します。

1 トイレのつまりにも対応！水道局指定業者とは？
- 1.1 水道局指定業者の概要
- 1.2 非指定業者との違い
2 水道局指定業者にトイレつまりの修繕を依頼するメリットとは？
- 2.1 信頼性が高い
- 2.2 指定業者のみ対応可能な工事を依頼できる
3 水道局指定業者にトイレつまり対策を依頼する際の注意点
- 3.1 必ずしも信頼できるとは限らない
- 3.2 業者ごとに工事品質やサービス内容は異なる
4 信頼できる水道局指定業者の選び方
5 まとめ

トイレのつまりにも対応！水道局指定業者とは？

「水道局指定業者」については、一般的にはあまりなじみのない言葉ではないかと思います。しかし、水道修理業者を探している際などに目にしたときに、「どのような意味があるのだろう」と気になる方もいらっしゃるでしょう。

この章では、水道修理業者とはどのようなものかについて解説します。

水道局指定業者の概要

水道局指定業者は、自治体の機関である水道局から法律・法令に沿って運営していると認められている水道修理業者のことです。水道修理業者が指定業者として認められるためには、水道局の指定する基準をクリアして設立をして、定期的に更新をおこなう必要があります。

消費者の視点で見た場合、「水道局指定業者」は信頼性を担保する一つの要因であるといえます。

非指定業者との違い

水道局指定業者ではなくとも、トイレつまりの緊急対応などの業務をおこなうことは可能です。ただし、水道局指定業者と非指定業者との間には明確な違いがあります。

では、水道局指定業者とそうでない業者との違いはどのような点にあるのでしょうか？対応可能な作業の違いがあります。

指定業者
範囲：給水管・排水管・便器
作業内容：プロ仕様の工具を用いた専門的な作業

非指定業者
範囲：排水管・便器
作業内容：一般的な作業

これらの他、水栓の増設などの工事に関しても指定工事業者しか対応できません。

本来は指定業者しかできない作業内容を非指定業者に依頼した場合には、自治体の水道局がそれぞれ罰則を設けています。

水道局指定業者にトイレつまりの修繕を依頼するメリットとは？

利用者の目線で、水道局指定業者に作業を依頼するメリットを確認しておきましょう。メリットは、大きく分けて2点あります。

信頼性が高い

水道局指定業者は、非指定業者よりも信頼性がすぐれています。その根拠は以下の3点です。

国家資格保持者が管理・監督をおこなっている（水道局指定工事業者の要件）
専門的な機器を保有しており質の高い作業が期待できる
不正・不誠実な作業・契約をおこなっていない可能性が高い（不正な業務がたびたび指摘されると、水道局指定業者として更新できない可能性が高いため）

例えば、東京都水道局では、「都指定給水装置工事事業者の違反事実に係る処分基準」にて指定工事業者が不正をしたり基準に沿わなかったりした際の処分基準を設定しています。

水道修理の一般消費者と業者との消費者トラブル事例は残念ながら数多く起こっているので、安心して作業を依頼できることは消費者にとって大きなメリットです。

指定業者のみ対応可能な工事を依頼できる

作業範囲の違いにより、非指定業者には依頼できない作業であっても指定工事業者には依頼可能です。具体例としては、以下のケースです。

配管の交換
ウォシュレットの新設（トイレの個室内に新たに水栓の設置が必要）

また、高圧洗浄などの高度な技術を必要とする作業は、必ずしも指定業者でなければできない作業ではありませんが、法的に安心感のある水道局指定業者に依頼した方が安心できます。

水道局指定業者にトイレつまり対策を依頼する際の注意点

水道局指定業者にトイレつまりの作業を依頼する場合であっても、注意点があります。水道局指定業者に依頼をすれば、全く心配がないということはないため、要注意です。

必ずしも信頼できるとは限らない

水道局指定業者であれば、絶対に信頼できるというわけではありません。水道局指定業者であってもサービスの利用者との間でトラブルが生じているケースはあります。

法律・法令に沿って対応しているはずの水道局指定工事業者にてトラブルが発生するのは、以下の理由によるものです。

見積もり額の確認が不十分なまま作業をおこなった
相場よりも高い費用を請求された
作業内容についての確認が不十分だった
作業を依頼したにもかかわらず、すぐにまた水回りのトラブルが再発した

水道局指定業者であるからといって、全面的に信頼できるというわけではありません。

業者ごとに工事品質やサービス内容は異なる

水道局指定業者は地域に多数存在しますが、工事品質・サービス内容・価格はそれぞれ異なります。

利用者様一人ひとりの感覚にもよりますが、作業を依頼した業者によって「料金が高い」「対応が不親切」「作業の品質がイマイチ」といったように、ネガティブな印象を抱くケースもあります。

ポイントは、水道修理業者の中から、安心して依頼できる水道修理業者を依頼することです。

信頼できる水道局指定業者の選び方

多くの方は、信頼できる水道修理業者の選び方について意識したことがないのではないでしょうか？この章では、信頼できる水道局指定業者の選び方を解説します。

無料の出張見積もりに対応している

水道修理の費用を確認するためには、現地見積もりが必要なケースが大半です。なぜなら、水道修理の費用はその場の状況・便器の種類・つまりの程度などによって変動するためです。

水道修理業者は、作業員が現地に出張して見積もりを提示したあとで作業を開始します。

このとき、無料での見積もり・見積もり後のキャンセルに対応している業者であれば、利用者がリスクを負わずに費用を確認できます。

事前に作業内容を丁寧に説明する

指定工事業者であっても、水道修理の作業の手順や内容はそれぞれ業者によって異なります。状況によって変わる場合もあります。

水道修理は作業内容によって費用や所要時間が大きく異なるため、事前の丁寧な説明は非常に重要です。作業内容・おおよその所要時間・費用を納得したうえで、作業を進めてもらうことにより安心感が得られます。

また、水道修理は作業が進むうちに、当初の予定していた作業内容が変更になることもあります。その場合にも、その都度丁寧に作業内容の変更や追加費用の発生の有無について説明をおこなう業者が良心的です。

親身な対応をとっている

プロの業者といえども他人を自宅に招き入れることに抵抗を感じる方もいるでしょう。また、水回りの作業を他人に見てもらうことに対して恥ずかしさや不安を感じる方も少なくありません。

親身な対応を具体的に紹介します。

言葉遣いや態度が丁寧である
利用者目線で提案やアドバイスをしてくれる
利用者目線での配慮が感じられる

したがって、電話などで依頼する際に電話の担当者の対応に不安を感じたり、見積もりでの訪問時にスタッフの態度に不満をもったりした場合は、作業を依頼すべきか否かを冷静に考えましょう。

時間に余裕がある場合には、他の業者にも相談をして比較検討した方がよいケースもあります。

保証・保険が整っている

水道局指定業者であっても、作業後にトラブルが再発してしまったり、作業中の事故などにより住宅の設備や機器などに破損が生じたりすることも考えられます。

保証の制度が整っている業者やトラブル時の保険に加入済みの業者であれば、これらのトラブルが起こった際に請求できます。保証や保険の内容や業者によって異なるため、条件や保証の限度額などを事前に確認しましょう。

もちろん、保証・保険を使用せずに済むことに超したことはありませんが、住宅設備は万が一のトラブルが起きた際にかかる費用が高額になるため、アフターフォローの制度は非常に重要です。

まとめ

トイレの詰まりに対応する専門業者の中には、水道局指定業者とそうでない業者があります。一般的に水道局指定業者の方がサポートの範囲が広く、技術力や使用できる工具に関してもより専門的です。

ただし、水道局指定業者であるからといって確実に安心して依頼できるわけではありません。信頼できる水道局指定業者を選ぶことが重要です。

当社水道修理ルートは、顧客目線での丁寧なサービスと高い技術力を強みとしている水道局指定業者です。100万件以上の水回りに関する相談実績があり、一つひとつ丁寧・確実な説明のもと作業に対応しています。

トイレのつまりなどのトラブルで困っている方は、ぜひ気軽にご相談ください。

トイレのつまり対応は水道局指定業者がいい？選び方も紹介！