トイレの水が溢れてしまうとき、何らかの問題が生じているのは間違いありません。

そのトラブルの原因の大半はトイレや排水管の「つまり」によるものですが、目の前でトイレの水が溢れている状況では冷静な対処ができなくなることがあります。
あるいは、対処をしようと思ってもどのように行動すべきかわからないというケースもあるでしょう。

この記事では、トイレの水が溢れている際の基本の対処法や注意すべき点を解説します。

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トイレの水が溢れるときに考えられる主な原因

トイレの水が溢れてしまうときに最初に対処すべきことは原因の特定です。

原因としての可能性が高いのは、便器や排水管のどこかにつまりが生じているケースですが、大雨の際には排水升からの逆流の可能性も考えられます。

便器・排水管のつまり

「つまり」によってトイレの水が流れないときには、流した水がそのままトイレの便器にたまります。

トイレ・排水管に詰まるものは、いくつかの種類に分けられます。

トイレットペーパー・排せつ物のつまり

ふだん通りトイレを使用して水を流した瞬間に詰まったときには、トイレットペーパー排せつ物が詰まっている可能性が高いと考えられます。

これらは、本来は流水に溶けながら流れていくものですが、同時に大量に流したり、排水管やタンクの機能などにトラブルが生じていたりすると詰まりやすくなります。

尿石・汚れなどの蓄積によるつまり

トイレを使用しているうちに、尿石や油汚れなどが蓄積することもあります。

尿石とは、尿素やたんぱく質などの成分が固まったもの。トイレの悪臭や黄ばみなどの原因になり、細菌などとくっついて便器や排水管のなかでかたまりとなって詰まることがあります。
冷えると個体として固まり、汚れ・細菌などとくっつきやすい油も詰まりやすい物質です。

異物のつまり

本来はトイレに流してはいけない下記のようなものを誤って落としてしまうと、つまりの原因になることがあります。

たとえば携帯電話やボールペン、生理用品子供のおもちゃなどです。

大雨による影響

大雨が降って排水升が溢れると、汚水や排水が逆流してくることがあります。

排水升は本来、汚水・排水と一緒に不純物が下水道管へと流れてしまうのを防ぐ目的で設置されている設備です。
しかし、大雨によってたくさんの水が排水升に流れ込み、キャパを超えてしまうと行き場を失った水がトイレなどに逆流します。

水が溢れるトイレのつまりに対処する際の対策で注意すべきこと

トイレの水が溢れるときの対処法ですが、焦りは禁物です。トイレの「つまり」の対策を取る前の注意事項を解説していきます。

タンクの状況を確認する

タンクの故障やトラブルが「つまり」の原因になっている場合もあります。

トイレのつまりによって水が流れにくい状況と、タンクの不調による流水量の増加が重なると、すぐに便器から水があふれ出すため水量が多くなっているはずです。
対して水量が少ないと、排せつ物やトイレットペーパーが流れにくいため、つまりが生じやすくなります。

水量の変化がなかったかなどの思い当たる点がないか確認しておきましょう。

悪化を防ぐための対策を取る

原因が特定できない場合でも、悪化を防ぐために確実にできることがいくつかあります。

  • 止水栓を止める
  • 水を流さない(レバーを触らない)
  • コンセントを抜く(ウォシュレット)
  • 溢れている水をバケツに移しておく

これらの作業をしておくことで、トイレのつまり対策をする際に追加で溢れが生じるリスクを軽減できます。

作業をする際に衛生対策をする

衛生対策は、清潔の維持や衛生対策としてとても有効です。具体的には、以下の対策をおこないましょう。

ご自身の対策
ゴム手袋・マスクの装着

トイレの対策
新聞紙や大型ゴミ袋などでの床や壁の養生

汚れはもちろんですが、感染症のリスクを低減するためにも、衛生対策を十分にしましょう。

つまりによってトイレの水が溢れる際に自分でできる対策

トイレのつまり対策は、原因によってはご自身で対処できるケースもあります。

手軽にできる方法から順に解説しているので、照らし合わせながら確認してください。

2~3時間待つ

トイレットペーパーや排せつ物が詰まった場合、しばらく待っていると少しずつ水に溶けて流れるようになることがあります。

目安の時間は、2~3時間程度です。その間、トイレが使用できなくなるというデメリットはありますが、急を要しない場合には一度待ってみてもよいでしょう。

お湯を流す

水で流れないトイレットペーパーや排せつ物が、お湯で溶けることがあります。

このとき、重要なポイントは熱湯を流さないことです。便器の原料である陶器は、熱に弱いためです。適切な温度は、40~50℃程度です。

便器に貯まっている水量をいったん減らしてから、少量ずつお湯を流しましょう。

異物を手で取り除く

プラスチック・金属製品・紙オムツなどを落としてしまい手に届く位置にある場合は、つまりの原因を除去すれば対応できます

排水口の近くや排水升の出口近くでものが詰まっているときには、ご自身の手で拾い上げて、水が流れるようになれば対応完了です。

ラバーカップを使用する

ラバーカップを使用することで「つまり」を解消できる可能性があります。ただし、排せつ物・トイレットペーパー以外に対してラバーカップを使用すると、つまりを悪化させてしまうことがあります。

つまりの原因を奥に押し込んでしまうと、修理が難しくなり費用が高額になるため、避けましょう。

ラバーカップをすぐに用意できない場合は、ビニール袋やペットボトルでも代用可能なので試してみてください。

薬品(代用品)を使用する

排せつ物・トイレットペーパー・尿石は、薬品を使用して溶かすことも可能です。

排せつ物・トイレットペーパーに対しては、基本的にアルカリ性や中性のトイレ用洗剤が効果的です。
頑固なつまりの場合、薬品を流したあとにお湯を流すことで効果もアップします。

一方で尿石:尿石に対しては、トイレ用酸性洗剤もしくは重曹+酢(クエン酸)のいずれかが有効です。
いずれのケースでも、軽度なつまりに対して有効な方法だといえます。

日頃からできる予防法

トイレの日頃の使用法に注意をすることで、トラブルを未然に回避することができます。

トイレットペーパーと排せつ物以外は流さない

トイレに流しても問題ないのは、トイレットペーパーと排せつ物のみです。

流せるタイプのトイレクリーナーや猫砂などの商品は、トイレに流せるように作られていますが、トイレットペーパーよりも詰まる可能性が高いです。したがって、ゴミとして処分することをオススメします。

そのほか、残飯・嘔吐などもトイレにながさないことを徹底しましょう。

誤った節水方法をしない

経費の節約のためにタンク内にペットボトルを入れたり、流水量を規定よりも減らしたりする節水法がインターネット上などに掲載されています。

しかし、これらの方法で節水をおこなうと、流水量が減るためつまりが生じやすくなります。

また、トイレットペーパーを流す際には、必ず「大」の方で流すことも重要です。

定期的に清掃・メンテナンスをする

清掃やメンテナンスをしないと、使用しているうちに便器内や排水管内に尿石や汚れなどが蓄積し、つまりの元になります。

基本的には、週に1回以上の清掃を習慣化しましょう。また、毎日清掃をしていても詰まることはあるので、薬剤で排水管洗浄をしたりすることも重要です。

水の流れが悪いときには早めに点検をする

水の流れが悪くなってきたら、放置せずに早めに点検依頼をしましょう

トイレが完全に詰まる前の方が、落ち着いて対応することができます。トイレのつまりに限らず、水回りトラブルの対策方法のポイントは、早めに対処をすることです。

まとめ

トイレが溢れて水が流せないときの大半の原因は、詰まりです。

異変を発見したら、トイレの使用をストップしたり、止水栓を止めたりして悪化しないように注意した後で、つまりの対策をおこないましょう。

スピーディーに的確な対応を取れば、被害を最小限に抑えられます。

また、どうしてもご自身での対応が困難なケースでは信頼できる水道修理業者に依頼をしましょう。