キッチンやトイレ、お風呂など、住宅の水まわり設備に対して水を供給する水道管。

水道管が設置されているからこそ私たちは何不自由なく生活できているわけですが、その水道管でまれに発生するトラブルが、水道管の「破裂」です。

この記事では、「水道管が破裂したらどうしよう…」「水道管が破裂してしまったら、どう対応すればいいの?」と考えている方向けに、水道管が破裂してしまった場合の対処法についてご紹介します。

水道管が破裂してしまう原因

住宅の水道管が破裂してしまう原因は一つだけではありません。

水道管の破裂を引き起こす3つの原因について解説していきます。

水道管の凍結

水道管が破裂してしまう原因の一つ目が、「凍結」です。

水道管の中には水が流れていますが、気温が氷点下になってしまうと水道管の中の水が凍ってしまいます。具体的には、マイナス4℃に以下になると水道管の中の水は凍結するとされています。

水は、冷やされて氷になると体積が約10%ほど増えてしまいますが、そうなると水道管の中が氷でいっぱいになり、中からの圧力に耐えきれずに水道管が破裂してしまうわけです。

北海道など氷点下になるのが当たり前の地域では水道管の中の水が凍ってしまわないよう対策がほどこされていますが、それ以外の地域でも氷点下になることはありますし、対策を忘れてしまうと凍結してしまうため、凍結による水道管の破裂はよく発生してしまいがちです。

地震による破損

水道管が破裂してしまう原因の二つ目が、「地震」です。

日本は特に地震が多い国で、規模の小さいものも合わせると年間1,000件以上発生しています。小さいものであればそれほど影響はありませんが、規模の大きな地震になると揺れによる地中の動きも大きくなりますし、地盤がずれてしまうこともあります。

そうなってしまうと、地中に埋まっている水道管も含め、破裂してしまう可能性がでてくるわけです。

劣化による破損

水道管が破裂してしまう原因の三つ目が、「劣化」です。

水道管は水まわりの設備ということもあって高い耐久性を誇る設備ですが、数十年使い続けているとどうしても劣化してしまいます。

劣化が進むと亀裂が入ったり穴が開いてしまったりするようになり、最終的には破裂してしまいます。

水道管が破裂してしまった場合の対処法

水道管は、

によって破裂してしまう可能性があるわけですが、そういった場合に備えて把握しておきたいのが、実際に水道管が破裂してしまったときの対処法について。

水道管が破裂してしまった場合の対処法を3つのステップに分け、解説していきます。

止水栓を閉めて水が出ないようにする

実際に水道管が破裂してしまった場合は、まず止水栓を閉めるようにしましょう。

水まわり設備に備わっている止水栓は、水の供給をコントロールする設備です。止水栓を開けると水が供給されるようになりますし、止水栓を閉めると水の供給がストップされます。

水道管が破裂してしまうと水道管から水が漏れ出てしまい、住宅に甚大な被害をもたらしてしまいかねません。そのため、止水栓を閉めて水の供給を止め、水道管から水が漏れ出てしまわないようにしなくてはいけないわけです。

凍結によって破裂した場合も、凍結した氷が溶けてしまうと水漏れしてしまう可能性があるので、必ず止水栓を閉めるようにしてください。

破裂した部分をテープやタオルで補強する

止水栓を閉めて水の供給を止めたら、破裂した部分をタオルでくるんで補強しましょう。

止水栓を閉めて水の供給を止めても、水道管にはこれまで供給されていた水が残っています。破裂した箇所をそのままにしているとそれらの水が漏れ出てしまうため、補強する必要があります。

タオルは使い古しのものでかまいませんが、テープは耐水性のあるシールテープなどを使用するようにしてください。しばらくするとタオルの吸水力が落ちてしまうため、定期的に交換するようにしましょう。

業者に連絡する

これまで紹介した、

は、いずれも応急処置でしかありません。

いつまでも止水栓を閉めておくわけにはいきませんが、タオルでの補強では水漏れを完全に防ぎ切ることはできませんので、止水栓を開けると水漏れが発生してしまうようになります。

そのため、止水栓を閉めてタオルでの補強が完了したら、すぐに業者に連絡し、対応してもらうようにしましょう。

水道管が破裂したときに知っておきたい2つのポイント

凍結や地震によって水道管が破裂してしまったら、住宅への被害を防ぐためにもできるだけ早く対処しなくてはいけませんが、事前に知っておいてほしいポイントが2つあります。

これらのポイントを把握せずに対応を進めてしまうと思わぬトラブルにつながってしまいかねませんので、必ず確認しておくようにしましょう。

マンションやアパートの場合は管理会社に連絡しよう

住宅の水道管が破裂してしまった場合、応急処置を施して水道修理業者へ依頼する必要があります。

しかし、マンションやアパートの場合は、自分の判断で業者に依頼して対応してもらうことができません。なぜなら、マンションやアパートなどの集合住宅の水道管はあなたの所有物ではないからです。

マンションの水道管などの設備は共用設備ですし、アパートなどの賃貸物件の所有者は大家さんです。そのため、管理会社や大家さんの許可を得ずに対処してしまうとトラブルに発展してしまう可能性があります。

応急処置を施したら、管理会社に連絡して指示をあおぐようにしましょう。

火災保険の補償内容を確認しよう

凍結や地震によって水道管が破裂してしまった場合、確認しておきたいのが火災保険です。

火災保険には、

などの制度があります。

水漏れ補償は水道管の破裂によって建物や家財道具に被害が生じてしまったときに適用される補償です。水道管凍結修理費用保険は、凍結によって水道管が破裂してしまったときに修理費用を受け取れる制度となっています。

実際の内容については規約や約款をよく確認する必要がありますが、利用できるのであれば利用するべきですので、必ず確認するようにしてください。

まとめ

今回ご紹介した「水道管が破裂したらどう対処するべき?破裂する原因に触れながら対処法について解説!」はいかがだったでしょうか?

水道管は耐久性の高い設備ですが、凍結してしまうと破裂してしまいますし、地震で大きな力が加わった場合も破裂してしまう可能性があります。また、いくら耐久性が高いとは言え、徐々に劣化していってしまいますので、その場合も破裂してしまいかねません。

もし水道管が破裂してしまったら、今回紹介させてもらった内容を参考にしながら対処するようにしてください。ただし、マンションやアパートなどの集合住宅だと水道管は共用の設備になってしまいますので、管理会社に連絡し、対応してもらうようにしましょう。

水道管が破裂して水道修理業者の対応が必要になった場合は、ぜひ私たち「水道修理ルート」にご依頼ください。私たちは水道設備のことを知りつくした水道局指定の水道修理業者です。
破裂してしまった水道管の修理や交換の実績も豊富ですので、ぜひお気軽にご相談ください。